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パテックフィリップ等の時計の極限である機械式時計七大ブランドの世界をYoutube映像で堪能!

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世界五大ブランドの一角「ランゲ・アンド・ゾーネ」のダトグラフ

      2015/11/18

世界五大ブランドの一角「ランゲ・アンド・ゾーネ」のDatographです。

ランゲ・アンド・ゾーネ(A. Lange & Söhne)の歴史は、紆余曲折に富んでいる

と言えるでしょう。

現在は、ブランド複合企業リシュモングループが所有する高級時計ブランドと

なっています(公式のブランドの和名表記は、現在「A.ランゲ & ゾーネ」)。

ランゲ・アンド・ゾーネは、元々ドイツのザクセン王国の宮廷時計師であったフェ

ルディナント・アドルフ・ランゲ(Ferdinand Adolph Lange、1815年2月18日 –

1875年12月3日、以下F.A.ランゲ)が、社会政策の一環として貧困や失業撲滅

のために、ドレスデン南部のグラスヒュッテ(現ザクセン州)において、機械式時

計製造過程を教育するプログラムを開始したところが嚆矢となりました。

この機械式時計製造教室は、その後会社化し、徐々に成長してグラスヒュッテが

ジュラ渓谷と並ぶ機械式時計の最大級の生産拠点となるのに貢献しました。

第二次世界大戦においては、グラスヒュッテも戦場となり、機械式時計の工場設

備も大きな被害を受けましたが、戦後には、この地域は東ドイツの一部となり、

ランゲ・アンド・ゾーネを中心とする時計製造業者は、全ての資産を国家に接収

されてしまいます。これらのグラスヒュッテの時計メーカーは、最終的にはグラス

ヒュッテ国営時計会社と称する組織に統合されました。

その後、創業者ランゲ以降4代目の子孫となるヴァルター・ランゲ(Walter Lange)

が、フォルツハイムに時計制作の拠点を開設し、遂に1960年代にIWCとの提携

に成功して、ランゲ・アンド・ゾーネのブランドの復活を目指した動きを活発化させ

ましたが、ちょうど勃発したクォーツ・ショックにより挫折の憂き目を観ることとなりま

した。

時代は動き、1990年に東西ドイツが統一する時を迎えましたが、この時にはドイツ

の財閥マンネスマングループの鉄鋼部門の代表が、「東西ドイツの統一を機会に

世界に冠たるドイツ時計の最高峰のブランドの復活」を企図して、1960年代にも

因縁のあった傘下のIWCの社長にランゲ・アンド・ゾーネの再建への協力命令を

下しました。この時には偶然にマンネスマン傘下の企業に勤めていたヴァルター・

ランゲが探し出されブランドの再建は軌道に乗りました。

現時点のランゲ・アンド・ゾーネは、1990年当時の再建を支援したIWCとともにリシ

ュモングループ傘下となっています。。

ジュラ渓谷のスイスメーカーとは一線を画するグラスヒュッテの伝統技法に基づい

た時計製作技術やドイツ伝統のマイスターによる手作業の仕上げの美しさに加えて、

ステンレスモデルを採用しない方針などを通じて、現代は七大高級時計メーカーの

一角と認知されており、工業技術力の粋を結集したマニュファクチュール(自社一貫

生産体制)をとるメーカーとしての地位も不動のものになっています。

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